ヒスタミン遊離試験(HRT)とは?報告書の見方と考え方


娘のあんこちゃんは毎年
アレルギーの血液検査をしています。


以前はもっぱら「RAST」
「特異的IgE」だったんですが


去年から
「ヒスタミン遊離試験(HRT)報告書」
というものも、頂くようになりました。


私も最初は、何のことやら解らず
読み方や見方も???だったので
ここでシェアしたいと思います。


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ヒスタミン遊離試験とは何だろう?

毎年この報告書をいただくようになり、だんだんと見方も考え方もわかってきました(笑)。


ヒスタミン遊離試験とは、血液検査の種類の1つで「histamine releasing test」=「HRT」とも呼ばれています。


血液の「好塩基球(白血球)」にアレルゲンを反応させて、放出するヒスタミンの量を測定します。ヒスタミンとは、アレルゲンとIgE抗体が結合した時にマスト細胞が出すアレです。


よく食物アレルギーのイラストに出てきますよね。マスト細胞が割れて、粉みたいなトゲみたいな化学物質が放出されてるヤツ。


つまり「アレルギー症状のもと」が「アレ」であり「ヤツ」であり、ヒスタミンなわけです。


この「ヒスタミンの量」が「遊離率」ですね。画像の縦軸です。横の軸はアレルゲンの濃度を表すもので、Aが最高濃度。Eが低濃度になります。


縦軸の遊離率が20%以下が陰性だそうです。ヒト汗がずば抜けて高いのが、イヤな感じですねぇ。


夏はどう頑張っても汗をかくので、レスタミンが手放せません。詳しくは「汗をかくと痒い!蕁麻疹が出るヒト汗アレルギー」をどうぞ!


各模様が重なっていて見えづらいんですが、クラス0のオボムコイドは曲線のE~Bまで0をキープしていますよね。


対して小麦はDで既に20%にかかってしまっています。最高濃度のAでは、50%ですね。なるほどな~・・・って思いました。小麦は微量でも症状が出ますから。


IgE検査より精度が高いと言われている理由は、実際に出たヒスタミンの量を計るからですね。もう、アレルゲンに反応してるわけですから。


じゃぁ最初からHRT検査でいいんじゃないの?って思ったりもしたんですが、どうやらHRTで
は検査できる項目が限られているようです。だからIgEとセットで検査するのかな?


他にも「low responder」と呼ばれる、いわゆる「症状が出るのに検査結果としては出ない」事もあるそうですね。


これはIgE検査でもあることですが、体調やタイミングが合わなかった例なのかもしれません。


この辺り「アレルギー検査の数値とクラス 低くても症状が出ることがある?」でもお話ししていますので、よかったら読んでみて下さい。


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ヒスタミン遊離試験の見方、考え方


ヒスタミン遊離曲線(グラフ)について、私の拙い説明でお分かりいただけたでしょうか(汗)次は「検査成績」についてです。


RASTやIgE検査ではクラス0~クラス6までの7段階ですが、HRTではクラス0~クラス4までの
5段階で表します。


クラス0が陰性、1が偽陽性、2~4が陽性という判定ですね。あんこちゃんの場合、オボムコイド以外は陽性ということになります(ノД`)


コントロールは、どのアレルゲンにも反応する抗IgE抗体だそうです。この報告書でみると
コントロール(クラス2)より小麦(クラス3)の方が上なので


まだまだ小麦の負荷試験を受けるレベルではないと思うんですが、耐性を獲得(食物アレルギーが治る)すると


「IgEの数値は変わらないけどHRTでは下がってる」という事があるそうなので、負荷試験の前にはHRT検査を受けたい!と思いました。


HRTなら実際に小麦を食べなくても、採った血液で反応をみることができますからね!実際、負荷試験の前の「予備検査」として、HRT検査をする事もあるようですよ。


ちなみに「ヒト汗」はHRT検査でのみ、調べられるんだそうです。この検査がなければ、あんこちゃんは「ナゾの蕁麻疹」に悩まされるところでした。


わかってよかった。痒いのは辛いけど、原因がわかりさえすれば対処できますからね^^

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